患者満足度/医療の質向上 – AIホスピタルプロジェクト https://ai-hospital.ncchd.go.jp in 成育医療研究センター Thu, 07 Jul 2022 02:11:08 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.6.1 インフォームドコンセント取得時における患者の理解度測定 https://ai-hospital.ncchd.go.jp/projects/project-01/ Mon, 13 Jun 2022 09:00:43 +0000 http://ec2-176-32-70-121.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/?post_type=projects&p=192 診断時間の質の向上と、医師の負担軽減を叶える
医師から患者さん・保護者の方への手術や治療方針などの説明(インフォームド・コンセント)を、効果的に実施するために開発されたDr.アバターサービス。

患者さん・保護者は、医師との面談前に、医師アバターによる事前説明(動画)を受けることができます。 医師は、患者さん・保護者が事前説明を受けて、分かりにくかった点、より詳しく説明して欲しい点をあらかじめ把握することで、対面での面談をより効果的に行うことができます。

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AIを活用した義手開発 https://ai-hospital.ncchd.go.jp/projects/project-08/ Mon, 13 Jun 2022 08:54:25 +0000 http://ec2-176-32-70-121.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/?post_type=projects&p=219 先天性の上肢形成不全症の子供たちに、筋電義手は断端部にある筋肉の信号を用いて義手の手指をコントロールし「動く手」を提供するものです。その信号のパターンはそれぞれ異なるため、人の動きを義手が学習する(義手が自分の動きに合わせる)AI技術を搭載した筋電義手を開発して、小児にもより馴染みのもてる筋電義手を提供できるように考えています。


筋電義手は断端部に残存する筋肉の信号を表面筋電図として捉えてこれを用いて義手の手指をコントロールするものである。従来は人が義手の電極にある筋を動かす(義手に自分の動きを合わせる)訓練が必要であったが、患者ごとに表面筋電パターンが異なるため、人の動きを義手が学習する(義手が自分の動きに合わせる)AI技術の搭載を検討する。


患者ごとに表面筋電パターンは異なるため、そのパターンを認識させて人の動きを義手が学習するシステムを搭載させていく。これは力が入ると筋電信号の特徴を抽出して、ニューラルネットワークを使ったパターン認識をする。手の力の入れ具合によってその筋活動を識別して、そのまま義手が動いてくれるものである。患児が「握る」とイメージした時の筋電パターンの特徴をマイクロコントローラに学習させ、義手の「握る」という動きを生み出すので、直感的に「握る」とイメージしたときに義手が握る動作を行える筋電義手となる。義手そのものに人の動きのくせを学習させてそのくせをもって義手が動くので、機能面でもより義手がより自分にフィットしたものとなる。機械学習の要素を搭載していることからもAI義手とも呼ぶべき概念となる。


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AIを用いた小児CT被ばく線量管理に関する研究 https://ai-hospital.ncchd.go.jp/projects/project-09/ Mon, 13 Jun 2022 08:53:53 +0000 http://ec2-176-32-70-121.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/?post_type=projects&p=222 近年小児医療被ばく、とりわけCTによる被ばく過多が全世界的に問題視されています。小児期のCT被ばくが原因で将来発がんするリスク推定やコホート研究が多数報告されているなかで、本邦でも医療被ばく管理の機運が高まり、2020年4月医療法の改正案として医療被ばくの線量記録を義務化することが考慮されています。 

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小児・周産期病棟における「WHILL 自動運転システム」搭載の電動車いすの実装に基づく実証研究 https://ai-hospital.ncchd.go.jp/projects/project-13/ Mon, 13 Jun 2022 08:49:20 +0000 http://ec2-176-32-70-121.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/?post_type=projects&p=227 「WHILL自動運転システム」搭載の電動車いす(以後、「電動車いす」と称す)は、長距離歩行が困難な利用者を対象として空港などの施設において実証実験が行われた後、他施設の外来部門でも実証実験が行われ、安全性と利便性向上が証明された。


周産期病棟の患者を対象とする際に車いすが必要な状況下の多くの場合は、患者単独ではなく医療スタッフの同伴が不可欠であり、外来部門とは異なる新たな検討が必要である。
妊婦・褥婦の病棟内移動における安全性・利便性向上と医療スタッフの負担軽減を目的として電動車いすを周産期病棟へ導入・評価し、導入後の効果を判定するとともに電動車いすの周産期病棟における活用を促進する。
実際の使用現場からのフィードバックにより現場に則した機能改良を加え、妊婦・褥婦の病棟内移動における安全性・利便性がより向上し、医療スタッフの負担軽減をもたらすことを実証する。


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ロボット介在療法が子どもと家族に与える癒し効果の検討 https://ai-hospital.ncchd.go.jp/projects/project-15/ Mon, 13 Jun 2022 08:47:16 +0000 http://ec2-176-32-70-121.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/?post_type=projects&p=231 病気があることやそれに伴う治療や生活上の制限は、子どもと家族のこころに様々な影響を及ぼすことが知られています。特に、病気や治療に伴う痛みや苦痛、繰り返される恐怖体験、長期の入院生活などは、こころの傷となってその後のこころの発達に悪影響を及ぼす可能性もあり、療養の体験がこころの傷とならないように予防する関わりや支援が重要です。


このプロジェクトでは、人工知能(AI)を搭載したコンパニオンロボットであるSONY aiboを用いて、痛みの伴う処置場面における気ばらし効果を検証し、AIロボットが子どもと家族のこころの傷を予防するのに役立つかどうかを検討しています。また、aiboとのふれあい遊びが、他者との情緒的交流、社会性、自律性などの子どもの心の発達に与える影響について検証し、入院中の子どものこころの発達支援に役立てる方法について検討しています。さらに、子ども本人のアイディアや意見を反映させた、小児療養環境に適したAIロボットの開発を目指します。


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SONY「窓」を用いた入院・通院患者と社会との絆支援 https://ai-hospital.ncchd.go.jp/projects/project-16/ Mon, 13 Jun 2022 08:46:45 +0000 http://ec2-176-32-70-121.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com/?post_type=projects&p=232 このプロジェクトは、大きなモニターや高音質のスピーカーを用いることで、realityとauraを共有し同じ空間にいるかのような「臨場感」を味わうことができるテレプレゼンシステムの「窓」を用いて、子どもと家族・社会のつながりを実現し、その効果について検討しています。


処置室と待合室、療養中の病棟と面会室や自宅、イベントが開催されるスタジオなどをつないで、現場の実況映像、家族や他者との交流機会を提供し、子どもや家族の不安軽減や満足度の向上を目指します。また、窓を利用することによる愛着機能や発達への影響などの心理的効果について検討します。


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